<安定で高濃度な銀水溶液>

AGアルファ®一般性状

AGアルファ®は銀イオンを水に溶けやすい有機成分で取り囲んだ錯体タイプの抗菌・抗ウイルス加工剤です。
水に溶けやすい有機成分の働きで、銀イオンを水溶液中に高濃度で安定化しています。
少量添加(0.1%程度※1)で、高い抗菌性、抗ウイルス性を付与することができます。

■製品一覧※2
AGアルファ®
型    番 CF-01 CF-04
外    観 無色透明水溶液 無色透明水溶液
銀イオン濃度 2.50% 0.50%
溶媒 (分散媒)
特    徴 汎用グレード
・高濃度銀イオン配合
高安定グレード
・銀イオンと反応しやすい物質を含む製品に使用可能
使 用 例 ・住居用洗剤
・除菌剤
・水系塗料
・コート剤(プラスチック表面、車両用等)
など
・水系塗料
・コート剤(プラスチック表面、一般雑貨向け等)
・不織布製品(ウェットワイパー等)など

※1:各用途における推奨添加量はこちらをご参照ください。

※2:ウレタン用ポリオール分散タイプの製品も用意しています。

均一な分散性

一般的な無機系銀系抗菌剤は粉体状で、水系には溶解せず均一な混合は困難ですが、AGアルファ®は銀イオンが水中に溶解した水溶液 のため、水やエタノールを溶媒にした水系処方へ均一に混合・分散することが可能です。そのため、洗剤や除菌剤などへの添加では固形分 の見られない透明な溶液になります。また、水系塗料やコート剤に添加した場合、塗布後の基材表面では均一に銀イオンが分散した塗膜が 得られます。

一例として、一般的な銀系抗菌剤を添加した純水とAGアルファ®原液にそれぞれ光を照射すると、一般的な銀系抗菌剤は粒子が水中に 分散しているため、光の散乱がチンダル現象※3として確認されますが、AGアルファ®は水中に溶解しているため、光の散乱は起きません。

  • ※3:チンダル現象とは・・・
    コロイドや微粒子が分散している水中に光を照射すると、光が散乱し軌跡が見られる現象 です。写真はチンダル現象がわかりやすいように水溶液中に赤色レーザー光を照射してい ます。一般的な銀系抗菌剤は粉末状で、水溶液中に分散しているだけのため、レーザー光 が散乱されて、赤色の軌跡として観察されます。一方で、AGアルファ®は水中に溶解して いるため、光の散乱が起こらず、赤色の軌跡も観察されません。

水溶液、水系エマルションなど、多くの組成に溶解・混合することができ、均一な抗菌性・抗ウイルス性が発揮できます。

対象組成 AGアルファ®
ノニオン系界面活性剤水溶液
アニオン系界面活性剤水溶液 △※4
カチオン系界面活性剤水溶液 △※4
両性界面活性剤水溶液
アクリル系エマルション
ウレタン系エマルション
酢ビ系エマルション

※4:界面活性剤の種類によって相性が異なります。

各種化合物との相性

銀は古くから銀塩写真や抗菌剤などに使用されており、一般的に貴金属の中では反応性が高く、硫黄などと反応しやすい性質を持ちます。 さらに水溶液中で銀イオンに変化することで反応性が向上するため、塩素(塩化物イオン)や界面活性剤などとも反応して銀イオンが変質 することで沈殿や変色を生じ、抗菌性能の低下が引き起こされます。

AGアルファ®は水溶液中で様々な影響を受けやすい銀イオンを錯体の形で安定化させており、界面活性剤や添加剤成分などの各種化 合物との相性※5を確認しております。また、エタノールへ一定濃度混合することが可能※5です。

※5:各種化合物との相性やエタノールへの配合例の詳細はこちらをご参照ください。

混合可能な界面活性剤・添加剤一例
p-ポリオキシエチレンアルキルエーテル
ソルビタン脂肪酸エステル
クエン酸
硫酸ナトリウム
p-トルエンスルホン酸

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